ライトノベルの定義に関してはさまざまな考え方があり、業界内でも明確な基準は確立されていない。日経BP社『ライトノベル完全読本』においては「表紙や挿絵にアニメ調のイラスト(≒萌え絵)を多用している若年層向けの小説」とされている。また榎本秋は自身の著書における定義として「中学生〜高校生という主なターゲットにおいて読みやすく書かれた娯楽小説」としている。あるいは「青年期の読者を対象とし、作中人物を漫画やアニメーションを想起させる『キャラクター』として構築したうえで、それに合わせたイラストを添えて刊行される小説群」とするものもある。
と書かれています。
私はラノベを「文学的表現よりも、娯楽、厨二的要素、萌えを重点的に置いた書籍」だと考えています。
まあ、ラノベの紹介はこのぐらいにしてなぜ今回このようなことを書こうと思ったのか、野尻介抱氏のラノベ反対のツイートを見て私は他の意見を持っており、読むべきだと思っていたからです。もちろん他のジャンルも読むべきだと思いますが。
それには幾つかの意見があるので、紹介していこうと思います。
本を読む習慣がつく
これは私の友人を見て思ったことです。
その友人は、それまで小説を読むことが考えられないというぐらい読書嫌いな友人でした。
その友人と仲が良かったのでアニメを紹介したりしていたのです。
ある日その友人がある作品にどハマりしました。その作品は『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』でした。

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アニメを一気に見て、グッズを買い漁り、それでも物足りなかった友人は、ついにラノベに手を出します。(全巻大人買いしてました)
始めは小説を読むのが苦手だったため、なかなか読めていませんでした。
一巻一週間ぐらいかかっていたでしょうか。
しかし、日を重ねるごとに、巻を重ねるごとに、作品を重ねるごとに小説を読むのが嫌いだったのが、好きになっていき、読むスピードも早くなっていきました。
ラノベは、比較的表現が簡単で、読むことに疲れにくいので本を読むことに慣れさせるにはとても良いのです。
そして、漫画みたいなおもしろさがあるので、次の巻が読みたい、あの作品が読みたいという気持ちから、本を読む習慣がつくのです。
科学技術への興味を持つ
皆さんはソード・アート・オンラインという作品は知っているでしょうか?
最近映画化もして、アニメの三期制作の決定もした超がつくほど人気な作品です。
大学の授業にも使われたという話も聞いたことがあります。
どんな話なのかと言うと、
VRMMO(Virtual Reality Massively Multiplayer Online 仮想実現大規模多人数オンラインゲームの略)の中に主人公たちが閉じ込められてしまいます。
「ゲームの死=現実の死」の世界で生きて現実に戻るためには、ゲームをすべて攻略していくしかない。
主人公たちは生きて現実世界に戻ることはできるのか!?
というものです(かなりざっくりしていますが)
注目すべきは VRMMOというところです。この世界では、PSVRのような仮想現実を見るだけのゲームではなく、体の感覚まで仮想世界につながるフルダイブ型の仮想現実のゲームで、とても興味を惹かれます。
その端末やゲームを作りたくて大学に行ったりする人がいるとか。
こういった科学技術に興味を持てたりするのも、ラノベの良いところなのではないでしょうか。
友達が増える
実際に私がそうでした。
ラノベを読むまでは、無理して友達の輪に入っていこうとしてました。
輪の中にいることはあっても、本当の友達みたいな人はいませんでした。
その時は(も?)内気な少年で、休みの日は一人でゲームといった寂しい生活をし、あまり友達とは遊んでいなかったです。なんだか合わなくって。
しかし、ラノベを読み始めて友達が増えました。驚きです!
同じ作品を読んで感想を語り合ったり、違う作品を買い、友達に紹介したりされたり。
そういった同じ趣味の友だちが増えていき、前よりかは楽しく暮らしています!
ラノベとか、アニメはあまり良くないっていう人もいますが、アニメやラノベから夢や興味などが生まれるかもしれません。
悪いところもあるかもしれませんが、いいこともあるのです!
必ず何かにはデメリットが有り、メリットが有る。そんなものです。
何かを頑なに否定し続けるのでなく、いいところは取り入れていくべきだと考えております。
結局のところ何が言いたかったのかというと、
小説もラノベも読むべきだ!
ということですね!
今回はこれまでにしましょう!
ではまた!
下におすすめのラノベのURL貼っておきます。もしよければどうぞ!

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