映画SAOを見て
今更ですが、SAOの映画見に行ってきました!
テストとか、友達の用事とかで行けなかったのですが、なんとか行くことができました。(入場特典が本だったのが嬉しい)
で、今回は見た感想を書いていきたいと思います!
あらすじ
時代は2026年。
VRマシン(ナーウギア)のような(アミュスフィア)が発売された。
それらに対抗するかように、ARマシン(オーグマー)が発売された。(オーグマー)は、ゲーム・テレビ・ネット・マップなどいろいろな便利な機能を搭載されたウェアラブル・マルチデバイスであり、その利便性から、瞬く間に普及していった。
そして、この(オーグマー)の人気を生み出したのが、オーグマー専用ARMMORPG(オーディナル・スケール)。
アスナたちも参戦し始めるが、(オーディナル・スケール)にはある陰謀が隠されており......
見どころ
ストーリーも素晴らしいのですが、とにかくあの世界のテクノロジーがすごい!
(オーグマー)だけでなく、いろんなところにドローンが飛んでいたり、人工知能があたかも人間みたいに歌ったり、踊ったり......といろんなところに現在ではまだできていないところに魅されました!
この話で理系の人増えそうだなぁ〜
次に、ARゲームならではの難しさにキリトが立ち向かうところです。
ARでは、現実の体を動かさなくてはならなくなるので超人的な動きができなくなるなかで、英雄黒の剣士はどう挑むのかっていうところもみどころですね
感想
とにかく面白く、最後のあたりは泣きながら見ていたのですが、ストーリーはネタバレになりかねないので、控えておきましょう。まだ見ていない人もいると思いますし。
まず見どころでも書きましたが、テクノロジー感。
2026年にはこの世界は作られているのでしょうか?
(オーグマー)が普及されて、ユナみたいな人工知能がいるのでしょうか?
そんな未来への期待がすごくなります!
次にこの前ゆいかおりのライブに代々木第一体育館や、明治神宫に行く機会があったのですが、その場所が作品中に出てきて超テンションが上がりました。
自分が行ったことがある場所が作品に出てくると、「あ!あそこ行ったことがある!」「懐かしいな〜」とかいろいろと思うところがありますよね!
他には、やっぱり映画館。音がいい!
剣と剣がぶつかりあった音、モンスターの叫び声とか迫力がありました。映画館でしか体感できないことですね!
もしまだ見に行けていないって人は絶対見たほうがいいと思う作品だと思います!
あと見る前には、YouTubeで公開されている、映画のイベント映像を見てからのほうが楽しめそうです!
では、今回はこれぐらいで終わりたいと思います。
ではまた!
ラノベを読むことについて
ライトノベルの定義に関してはさまざまな考え方があり、業界内でも明確な基準は確立されていない。日経BP社『ライトノベル完全読本』においては「表紙や挿絵にアニメ調のイラスト(≒萌え絵)を多用している若年層向けの小説」とされている。また榎本秋は自身の著書における定義として「中学生〜高校生という主なターゲットにおいて読みやすく書かれた娯楽小説」としている。あるいは「青年期の読者を対象とし、作中人物を漫画やアニメーションを想起させる『キャラクター』として構築したうえで、それに合わせたイラストを添えて刊行される小説群」とするものもある。
と書かれています。
私はラノベを「文学的表現よりも、娯楽、厨二的要素、萌えを重点的に置いた書籍」だと考えています。
まあ、ラノベの紹介はこのぐらいにしてなぜ今回このようなことを書こうと思ったのか、野尻介抱氏のラノベ反対のツイートを見て私は他の意見を持っており、読むべきだと思っていたからです。もちろん他のジャンルも読むべきだと思いますが。
それには幾つかの意見があるので、紹介していこうと思います。
本を読む習慣がつく
これは私の友人を見て思ったことです。
その友人は、それまで小説を読むことが考えられないというぐらい読書嫌いな友人でした。
その友人と仲が良かったのでアニメを紹介したりしていたのです。
ある日その友人がある作品にどハマりしました。その作品は『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』でした。
- 作者: 伏見つかさ,かんざきひろ
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2008/08/10
- メディア: 文庫
- 購入: 31人 クリック: 1,322回
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アニメを一気に見て、グッズを買い漁り、それでも物足りなかった友人は、ついにラノベに手を出します。(全巻大人買いしてました)
始めは小説を読むのが苦手だったため、なかなか読めていませんでした。
一巻一週間ぐらいかかっていたでしょうか。
しかし、日を重ねるごとに、巻を重ねるごとに、作品を重ねるごとに小説を読むのが嫌いだったのが、好きになっていき、読むスピードも早くなっていきました。
ラノベは、比較的表現が簡単で、読むことに疲れにくいので本を読むことに慣れさせるにはとても良いのです。
そして、漫画みたいなおもしろさがあるので、次の巻が読みたい、あの作品が読みたいという気持ちから、本を読む習慣がつくのです。
科学技術への興味を持つ
皆さんはソード・アート・オンラインという作品は知っているでしょうか?
最近映画化もして、アニメの三期制作の決定もした超がつくほど人気な作品です。
大学の授業にも使われたという話も聞いたことがあります。
どんな話なのかと言うと、
VRMMO(Virtual Reality Massively Multiplayer Online 仮想実現大規模多人数オンラインゲームの略)の中に主人公たちが閉じ込められてしまいます。
「ゲームの死=現実の死」の世界で生きて現実に戻るためには、ゲームをすべて攻略していくしかない。
主人公たちは生きて現実世界に戻ることはできるのか!?
というものです(かなりざっくりしていますが)
注目すべきは VRMMOというところです。この世界では、PSVRのような仮想現実を見るだけのゲームではなく、体の感覚まで仮想世界につながるフルダイブ型の仮想現実のゲームで、とても興味を惹かれます。
その端末やゲームを作りたくて大学に行ったりする人がいるとか。
こういった科学技術に興味を持てたりするのも、ラノベの良いところなのではないでしょうか。
友達が増える
実際に私がそうでした。
ラノベを読むまでは、無理して友達の輪に入っていこうとしてました。
輪の中にいることはあっても、本当の友達みたいな人はいませんでした。
その時は(も?)内気な少年で、休みの日は一人でゲームといった寂しい生活をし、あまり友達とは遊んでいなかったです。なんだか合わなくって。
しかし、ラノベを読み始めて友達が増えました。驚きです!
同じ作品を読んで感想を語り合ったり、違う作品を買い、友達に紹介したりされたり。
そういった同じ趣味の友だちが増えていき、前よりかは楽しく暮らしています!
ラノベとか、アニメはあまり良くないっていう人もいますが、アニメやラノベから夢や興味などが生まれるかもしれません。
悪いところもあるかもしれませんが、いいこともあるのです!
必ず何かにはデメリットが有り、メリットが有る。そんなものです。
何かを頑なに否定し続けるのでなく、いいところは取り入れていくべきだと考えております。
結局のところ何が言いたかったのかというと、
小説もラノベも読むべきだ!
ということですね!
今回はこれまでにしましょう!
ではまた!
下におすすめのラノベのURL貼っておきます。もしよければどうぞ!
ソードアート・オンライン1 アインクラッド<ソードアート・オンライン> (電撃文庫)
- 作者: 川原礫
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2016/07/23
- メディア: Kindle版
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- 作者: 佐島勤,石田可奈
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
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万年筆こそ最高の筆記用具だ!
お久しぶりです!
今回は筆記用具の王様である万年筆について書いていこうと思います!
万年筆の良さは次の4つ
- 滑らかな書き味
- 書いていて疲れない
- コスパの良さ
- 高級感漂う見た目
だと思っています
では早速書いていきましょう!
滑らかな書き味
万年筆の醍醐味はこの書き味!
ペン先が紙に触れるだけで、文字が書けてしまうのです!
ペン先が紙に引っかかるような感覚もありませんので、さらさら〜と書けます
書いていて疲れない
αゲルのようなプニプニしたグリップは万年筆にはありませんが、万年筆にも書いていて疲れない秘訣が隠されているのです
それは上で書いた書き味です!
万年筆というものは、ペン先が紙に触れただけで書けてしまうのです。
ということは、シャーペンやボールペンのようにペン先を紙に押し付けるような力などが要らないので、疲れにくいのです!
万年筆を買って書き始めると、シャーペンのように書いてしまい紙に引っかかってしまい、書きづらかったり、疲れてしまったりしました。
しかし使い始めて慣れてくると、これまで使いづらかったのが嘘みたいにさらさら〜と書けるようになりました!
これはシャーペンやボールペンにはない魅力ですね!
コスパの良さ
万年筆って高価そうだし、インクにもお金がかかるんでしょ〜と思う方もいるかもしれません。(実際私もはじめは思っていました)
しかし、使っていくにつれてそんな考えが杞憂だということがわかりました。
それはインクの値段です。
ものすごい安いものではカートリッジ式で10本入りで300円、ボトルインクで500円くらいで買えるのです。(ちなみにシャーペンの芯は200円ぐらい)
そしてかなり長い期間使えるのです。
まさにコスパ最高ですね
高級感漂う見た目
やっぱりかっこいいっすよね〜
かっこいいと使っているとモチベーションがすごい上がるし、持っているだけで頭が良くなった気がします。
華美なものから、シンプルなものまである万年筆。最高ですよね!
私が使っているLAMYの万年筆もシンプルながら高級感があって、気に入って買ったんですよ〜!
最後に
万年筆は書いていて、とても楽しい素晴らしい筆記用具です!
しかし、高価だったり、必要でなかったりして敷居が高かったりしてお手にすることが少ないと思います。
もし、この記事を読んで「万年筆って意外と良いのかも」と思ったお方!
思い切って一本買ってみてください!
買ってみると、世界が広がりますよ!
以上、今回のブログでした!
(下に初心者のお方にオススメの万年筆のURLを貼っておきます。もしよければ参考にしてください)
LAMY ラミー 万年筆 ペン先EF(極細字) サファリ ブラック L17-EF 両用式 コンバーター別売 正規輸入品
- 出版社/メーカー: LAMY
- 発売日: 2012/12/10
- メディア: オフィス用品
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MR(Mixed reality 複合現実)について
PSVRついに発売されましたね!
私は買えてはいないのですが、TwitterのTLを見ているとPSVRの話題で持ちきり...
正直言ってとても羨ましいです
これからVRは普及していき、より一層身近なものになっていくと思います。だって未来感すごいもん!
しかし、まだ楽しみなものがあるのが現実!VRの他に心が踊る、弾む、熱くなるような技術がまだまだあるのです!
なので今回は私が気になっている最先端技術を紹介していきます
それはこちら!
MR
AR、VRに続いてくるのはMRだと思います
ARはポケモンGoのようなカメラなどを通して私たちに見せる現実(追加現実)で、VRはPSVRなどのような仮想現実ので、MRというのは、mixed reality つまり、複合現実のことを指します。
複合現実とは仮想世界と、現実世界を合体させた世界のことです。つまりカオス!
この世界では、現実の風景にコンピュータの画像や映像を表示することができます。しかし、 ARとは違うのは、ARは現実の風景に上書きする、つまり主軸を現実の世界に置くのに対して、MRは現実世界と仮想世界が混ざり合ってリアルタイムに表示されている感じ。現実世界に表示される仮想世界のCGに触れたりすることができるところがARと違うわけです。
今ではキャノンの「MREAL System」やMicrosoftの「HoloLens」があり、あまり普及されているという感じではありませんね。でも確実に進歩しているのは間違いありません
調べていて特に気になったのはMicrosoftの「HoloLens」。
他のVR機器に比べてめちゃくちゃスマートな見た目に対し中身が本当にすごい。現実とホログラムの見極めがむすがしくなってくると思いました。価格は約40万。すごい高い。
それと同時にアニメ「Psycho-pass」に出てきたあの腕時計型デバイス(ボタンを押したらホログラムが出てくるやつ)とかそういうホログラムが世界に馴染むというか、当たり前に存在する世界になっていくような予感がしました。
感想
今回はMRについて興味が湧き調べていくと同時に、こういう風にブログを書いてみました。意外とありですね。
なんと言ってもブログに書くのでだんだん調べていくし、調べていくうちに詳しくなっていく。そしてブログも更新できる...まさに一石二鳥。
なにより今回気になったのは、やっぱり「HoloLens」ですね。操作するのにジェスチャや音声を使っているところに未来感を感じました。
これからもこんな感じて技術などを紹介していけたらと思っています
ということで今回はこれまで!
お読みいただきありごとうございました!
↓HoloLensのAmazonページです
ロットリング500!
今回は、ロットリング500を買ったので、紹介していきたいと思います!
最近これまで愛用していたスマッシュが壊れてしまい、その代理のシャーペンを探していた時にアマゾンでたまたま見つけたのですが、なんといっても真っ黒なボディに、特徴的なペン先に魅せられてしまい勢いだけで買ってしまいました(笑)
ロットリングについて
多分このシャーペンを見たことある方は少ないと思います(私もアマゾンで見つけるまで知りませんでした)。
なので、とりあえずメーカーの紹介からしていきたいと思います。
ロットリングとは、ドイツのバンブルグに本社を置く会社です。主に製図用の筆記用具の生産をしています。
製品の中には0.1ミリの細さのペンも作っており、製図だけでなく絵を描くのにも適しています。
今回私が買ったロットリング500は製図用のシャーペンですが、これにも種類があり、ロットリング300、500、600、800、800+があり、数字が大きくなるとともに品質、価格が上がっていきます。
まあ、私はお金があまりなかったということもあり妥協して500でしたが、いつかは全種類集めてみたいです(笑)
感想
太さですが、少し細いかな〜という感じです。これまで使っていたスマッシュより気持ち細い。
持ち手のところはローレット加工されていて、軽い力でもって書いていても滑ることはなく、結構きめ細かいので使っていて指に食い込んで痛いっていうことはありませんでした。最高です!!
そして日本のペンではあまり見かけないこの特徴的なペン先!!
このペン先はスマッシュ同様持ち手のところと合体されているので、書いている時に少しずつペン先が緩んでいく心配がありません
そして製図用らしいしっかりとした書き味!
正直に言ってめちゃくちゃ好みです!
見た目は艶消しされた黒!
持ち手より上の六角形の形をしているのは転がらないようにするためです。
シャーペンの硬度を確認するための表示窓まで付いています
芯の細さは、0,35(0,3)、0,5、0.7といったラインナップです。
私が買ったのは0,35(0.3)でしたが、0.3の芯を使っても何も問題なく使うことができました!
使用してみて
だんだん使っていると、細かいところまで丁寧に作られているな〜と思いました。
ノックの方は、しっかりした感じでとても使いやすい!そして書き味はスマッシュに負けず劣らず。むしろ買っているのではないでしょうか。
しかし、二週間使ってみてあることがわかりました。
これが本当の諸刃の剣であることに!!!!
その証拠がこれ
ブレブレですみません(笑)片手で写真を撮るのは難しいですね
普段中指でシャーペンを支えているところが皮が剥けていくのです!
これは痛い!しかし書き味がいいのでついつい書いてしまう!
まあ、こうなるほど使っていればの話ですが(笑)
しかしなんども言いますが書きやすいのでとてもいいですよ!
買って損はしないと思いますよ!
ということでロットリング500の紹介でした!
伊藤計劃
お久しぶりです
最近は資格の勉強と普段の趣味が大変忙しい時期になりました
9月に入りいわゆる「秋」になりました
ちなみに皆さんはどのような秋を思い浮かべるでしょうか
「食欲の秋」、「スポーツの秋」、「睡眠の秋」...
まあ、私の中では「読書の秋」がぴったしだと思っております
さて今回紹介するのは伊藤計劃さんの本です
伊藤計劃とは
2004年はてなダイヤリーにて映画やSFを評価するブログを始める
2007年に処女作「虐殺器官」でデビュー
その「虐殺器官」では「ベストSF2007」国内篇第1位「ゼロ年代SFベスト」国内篇第1位を取り、華々しくデビューした。
2009年には遺作「ハーモニー」が刊行される
この作品第30回日本SF大賞を受賞。2010年には英語版で出版され、フィリップ・K・ディック賞の特別賞を受賞する
しかし、伊藤計劃は2009年3月、肺癌のため亡くなってしまう
書いていた作品を遺族からの承諾を得て円城塔が残りを書き上げ「屍者の帝国」が刊行される
「屍者の帝国」は第31回日本SF大賞・特別賞、第44回星雲賞日本長編部門を受賞する
そして2014年に「虐殺器官」「ハーモニー」「屍者の帝国」の3作がProject.Itohとしてアニメ映画化を発表
そして2016年に「虐殺器官」がアメリカで実写映画化が決定されている
また、かなりの小島秀夫のファンで、「メタルギアメソッド4」のノベライズを書いたりしていた。
まあ、詳しくはウィキペディアなどでお調べください
個人の感想
これまではあまりSFに触れてこずにミステリィばっかを読んできた私ですが、「ハーモニー」を読んで、あたかもこれから起こる未来を書かれているかのようで、とてもはまりました。設定にも凝っていて、読んでて不自然に思うことはなくとても楽しく読んでいくことができました。
「ハーモニー」を読んでからは、映画版を見て、「虐殺器官」を買い、今読んでる途中です。
あるかもしれない未来の話。そして何よりこれから起こる未来にワクワクする高揚感。このようなことを感じれたのは伊藤計劃の本が初めてでした!
読んで後悔することはまちがいなくありません!
激推しです(笑)
ちなみに「ハーモニー」と「屍者の帝国」はもう映画化されており、「虐殺器官」は今冬に放映予定です。小説だけでは理解できなかった描写が、アニメ映画では分かりやすくなっているのでオススメです。
というわけで今回は伊藤計劃について書いていきました
もしよければ読んでみてください、はまりますよ〜!
森ミステリィがすごい!
今回は特に好きな小説家さんの森博嗣さんについて書いていきます。
これまでの記事でも紹介したりしているのでどうぞ
森博嗣とは
国立大学の工学部の助教授であり(バリバリの理系)、第一回メフィスト賞を「すべてがFになる」を受賞し、デビューした。
代表作品には「すべてがFになる」のほか、「スカイ・クロラ」などがあげられる。
最近では講談社タイガで新シリーズ「wシリーズ」が出ている。
作風
理系ミステリィと言われており、長音を省いたり(例えばコンピューターをコンピュータと書く。まあ理系の人ならわかるだろう)、事件の謎を解くのに理系なことをすることや、登場人物が工学部の大学の先生だったり、生徒だったりしているためである。
個人的な感想
ここからが本番!
私的には「S&Mシリーズ」の犀川先生と西之園萌絵さんの会話が好きだなぁ
学問のことでは頭がいい人はこんなことを考えているのだなぁとか思ったり、意味なしジョーク(特に意味がないジョークのこと)に西之園萌絵さんが呆れたりしてるとことが特に。
そしてやっぱり書かずにいられないのがミステリィのこと。
大抵の推理小説では、犯人を探し特定するために足を運んだりして犯人の動機を探ったりするのだが、森さんの場合は違う。
密室を解いたり、超常現象などを科学的に証明して犯人を特定するのだが、そのトリックがかなり凝っているのだ。特に私の中で印象に残っているのが「幻惑の死と使途」である。この中で出てくる死体が消えるというトリックは私では思いつかなかった。
そして最近話題となっているVRについて書かれている「有限と微小のパン」。この本が書かれたのは1998年。そんな前からVRのことについて考えられているのだ。先取り感が本当にすごい。
最後に
最近雨がたくさん降るようになってきたので、静かな部屋でのひと時に森博嗣さんの小説を読んでみてはどうでしょうか